幕田魁心

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書道部十年史をふり返って
OB会長
三田和広


卒展ももうすぐ十回、何かやらないか。
という話が出たのは、第八回卒業書作展の
OB会の時であったか、酒の勢いも手伝い 当時集まった三十数名は、「やろう。やろう。」の大合唱。
果ては,「上野の森で……。」という案も出る始末。
そして、幕田先生から、
「十回展は県立美術館でやろう。千葉県に袖高書道部の名を轟かせよう。」
という一言で会場は拍手の渦となりました。

これを期に、袖高書道部は、十周年記念の作業を開始したのです。
記念誌は、十周年行事の一つであり、書道部十年のあゆみを1冊の本に綴ることにしました。
その為、各代の代表者1名からな る運営委員が、月1回話し合いを持つことから始め、その中で記念誌作成にあたり三本の柱を立てました。
第一に、書道部のモッ トーである
「運動部に負けない練習量」
「書道部員は家族になる」
という二点を表現する。

第二に、袖高書道部の独自性である、研 究発表三年生による授業・研修等の内容を盛り込む。
第三に、十年間の記録を収録するとともに、高校時代に制作した作品を1 1点は載せる。
この柱を中心として妥協しない記念誌作りを合言葉に、毎週土・日には幕田先生のお宅で合宿を行い、明け方三 時、四時までの話し合いを繰り返しました。
問題点にぶつかると何時間も先に進まず、見直しと手直しばかりでなかなか先に進まない作業に、私達は日増しにあせりを感じはじめていました。
そんな中で、作文の清書や作品の写真撮影等の作業で現役部員の手 助けが私達の励みとなりました。 
この記念誌は,現役とOBがガッチリとスクラムを組み出来上がった結晶です。
私達はこの絆を強め、幕田先生を中心に現役 OBによる大家族で、二十年、三十年と歩んでいきたいと思います。
最後となりましたが、この記念誌発刊にあたり、袖ヶ浦高校校長角田先生をはじめ、寄稿して頂きました諸先生方、私達のつた ない作文を校 正して下さいました加藤、斉藤両先生、そして、袖高書道部のため御指導、御協力下さいました皆様方に御礼を申し あげ挨拶と致します。