幕田魁心

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卒業書作展に寄せる
千葉県立小見川高等学校校長(千葉県立袖ケ浦高等学校11代校長)
永長 謙次
袖ヶ浦高校書道部の卒業書作展が第十回目を迎えましたことは、誠にお目出度く、心からお喜びを申し上げます。
幕田先生を中心にしてスタートした貴校書道部の真摯な活躍については、 万人が認めるところであり、 私も日頃から深く敬意を 抱いている者です。
私は、 昭和五十七年度に横田校長先生からバトンをタッチいたしましたが、 横田先生の暖かい人間性、 高い識見等による袖ヶ浦 高校づくりは誠にご立派であったと考えます。
私は着任前から貴校の評価の高かったことは了知しておりましたが、実際に着任いたしますと、学校経営について,
、「さすが横田先生なればこそ 」と感歎させられることが幾つもありました。
先生方の勤務の状況については、家族的な雰囲気があるだけでなく、
目標に向って生徒の中に深く入り込み、 生徒と一緒に考え、 行動し 、その姿は 実に頭のさがる思いでありました。
授業については、 一人ひとりを生かす個性尊重の精神が溢れており、 学校のいわゆる文化祭についても、 日頃の部活動の成果を 「文化クラブ発表会」と名づけて、 お祭り的な行事を避けたこと等に、 袖ケ浦高校の一つの高い見識を感じた者です。
文化部および運動部の諸活動の中に、 生徒の人間形成を目指して躍動 する師弟一如の姿をみるにつけ、 袖ケ浦高校発展の原動力が 益々強固に定着していくことを確信しつつ、 私は在任の三ヶ年を楽しく過ごさせて戴きました。
多くの部活動の中でも、書道部の活躍は実に見事であり、全校集会での賞状伝達式ではいつも表彰の対象でありました。
日頃の活動も立派ですが、夏休み中の合宿研修、発表会を控えての生徒たちのすさまじ意気込み、そして卒業展等、毎年期待しただ
の成果を確実に実現する、すばらしい部でありました。
文化クラブ発表会で、私が尋ねると、運動部員の練習量には決して負けませんという女生徒の言葉に全く驚歎した想い出があります。
またこれらの研修
活動にはOBの方が必ず参加していたことも印象的です。
袖ヶ浦高校の特色をよく具現している部として、 私の想い出は探く、また一層の発展を期待いたしております。