幕田魁心

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第十回卒業書作展を迎えて
千葉県立袖ケ浦高等学校 校長 角田 迪夫
1回卒業書作展が、昭和五十四年三月に開催されたと聞いていますが、袖ケ浦高校の創立が、五十一年四月ですので、創立か 年にしてというより、第1回の卒業生からこのような試みを行ったことになります。
これは、まさに師範幕田隆先生と、当時
の校長であられた横田貞章先生のエネルギーの凄まじさを感じとることができます。
爾来、わが袖ヶ浦高校書道部は、ますます進
歩、発展を重ね、文部大臣賞をはじめとして、数々の全国レベルの大会での入賞を果しました。
そして、現在に見るような文化系クラブの核心的な存在として、また、部活動各部の中の第一人者としての地位を築いています。
袖ヶ浦高校は、六十一年度の当初に教育目標の一部の手直しを行い、特に、
「真、善、美を追求して止まない生徒の育成」
という
項目を付加いたしました。
そして、調和のとれた人間形成を目指しております。
そのためには、どうしても部活動の充実発展を図
らなければなりません。
特に、わが書道部は文化系部活動のリーダーとして、他の各部の模範となっております。
それは、日常の
活動や合宿練習を基盤として、校内の文化クラブ発表会及び郡市の晝道展、さらに卒業書作展等を継続的にそして精力的に行って きたからであり、その結果,校内のみならず、広く地域社会から認められ、好評を博しているからであります。
そしてまた、わが
袖ヶ浦高校書道部は、これからの輝かしい将来を約束されております。
なぜなら、各部員が幕田先生の熱情溢れる指導のもとに、
一心不乱の態勢で努力を続けているだけでなく、書道部の若い先輩の方々の愛校心と団結があるからであります。
この昭和六十二年度末に、「第十回卒業書作展」が開催され、さらに、本記念誌の発行をみることになったわけでありますが、書 道部の日頃の絶ゆまざる精進と努力によって培われた素晴らしい伝統と数々の足蹟に対して、敬意を表する次第であります。
そし
て、この記念すべき事業の成功を心からお祈りいたしはすとともに、これからの書道部が、地域社会との協調を図ることによって、 情操面における生涯教育としての基盤を築かれることを祈念いたしきてご挨拶といたします。